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土木とは?

土木って

 土木なっとく小話です。ちょっと土木通になれます。

土木ってとっても身近な存在

仕事やデートで街を歩くとき、山や海でレジャーを楽しむとき、目に映る風景に土木はあるのです。かわいいレンガの小道、きれいな橋や迫力のダム、港に鉄道や空港も土木によって創造されているのです。
また、お家でご飯を食べるとき、TVを見て、お風呂に入るときにも、土木は深く関わっています。水道や電気・ガス、通信設備などの整備も土木の役割なのです。
土木は人々の生活に密着しているため、欧米では土木の学問である土木工学をcivil engineering(市民や社会のための学問)と呼んでいます。

土木ってじつは歴史が長い

土木という言葉は時代をさかのぼり、築土構木という中国の古語に由来します。それを略した言葉で、実際に定着したのは明治時代初期からですが、江戸時代末期から使われはじめました。当時の土と木を主な材料にしていた国造りが反映しています。
土木という仕事は古くからあり、ピラミッドや万里の長城、日本の古墳もそのひとつにあたります。

土木ってほんとに奥が深い

土木という言葉から連想するのはきっとヘルメットとつるはしで、その内容といえば道路工事をする肉体労働ぐらいに思われているかもしれません。しかし実際はとても壮大、かつ精密で繊細さを併せ持っているのが土木です。主に土と水を扱い、万有引力の法則による重さとそれを受け止める力の均衡を保つことが根底にあります。
たとえば、前記にある道路工事も道の表面にただアスファルトを引いているだけではなく、道にかかる重量などあらゆるバランスを考え、国道の場合は約70cm以上地面を掘り下げたところから、しっかり造り上げていくのです。寒い北陸などでは凍上(土の中の水分が霜柱になって地面が持ち上がる現象)によって道路が凸凹にならない工夫もしているのです。

土木っていちばん未来を見つめてる

土木は、人にとって安全で快適な環境を考え、そのプランを実現するために存在し、人類の歴史と共に進化してきた、土と水を知る環境のプロなのです。
今も、そしてこれからも、人間は地球の住人でありつづけ、そこに生きる多種多様な生命が活きつづけるために、地球にとって良い環境づくりをしていかなければならないと考えます。最近では、バリアフリー・ゴミ処理問題や構造物壁面の植生化、地下空間開発、海洋開発なども土木が取り組んでいます。

土木と建築の違いは何?

土木と建築は切っても切れない関係ではありますが、大まかに云うと扱っている構造物が違うのです。
土木はトンネルや公園、河川整備や都市開発など社会性を持つ公有構造物が多く、建築は家屋やビル、内装など個人や民間といった私的な私有構造物を扱っています。ちなみに、建築工事と土木工事を営むことを建設業といいます。

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